PHICIS JAPAN COURSES
コース
Overview
概要
PHICIS JAPANが提供するコースは全部で3段階に分かれています。 Level1は、医療資格の有無を問わないFirst Aid in Sports(FIS)です。Level2とLevel3は医療従事者向けのPre Hospital Immediate Care in Sports (PHICIS)の基礎コースとアドバンスコースです。 PHICIS修了者は、英国のエジンバラ王立大学にPHICIS修了者として登録されます。

First Aid In SportS(FIS)
LEVEL 1
資格要件なし。スポーツにかかわる一般の方でも受講可能です。
- スポーツチーム:コーチ・マネージャー・チームスタッフ・選手・保護者
- 学校関係:学校教諭・養護教諭・保護者など
- 地域のスポーツ活動(大会・イベントなど)を支援するスタッフ:看護師、トレーナー(PT・AT/ATC)、救急救命士など
- そのほか:審判員・レフリー
Basic Life Support(心肺蘇生法)や外傷発生時の初期対応の基礎
2年間。
更新講習はありません。都度新規講習をご受講ください。


PRE-HOSPITAL IMMEDIATE CARE IN SPORTS
LEVEL 2
スポーツ活動にかかわる有資格者:医師・歯科医師・看護師・理学療法士・作業療法士・ 救急救命士・柔道整復師・鍼灸師・ アスレティックトレーナー(JSPO-AT/ATC)
- チームに所属するスタッフ:チームドクター、トレーナー(PT・AT/ATC)など
- 地域のスポーツ活動(大会・イベントなど)を支援するスタッフ:スポーツドクター、看護師、トレーナー(PT・AT/ATC)、救急救命士など
Basic Life Support(心肺蘇生法)・ACLSの内容、疾病・外傷発生時の救急対応の基礎
2年間
- 新規講習後有効期間(2年)内に受講
- 新規講習の内容に加え、最新の更新情報の提供、スキルのフラッシュアップ、受講者間での現場活動の報告と課題解決
PRE-HOSPITAL IMMEDIATE CARE IN SPORTS
LEVEL 3
Level2を受講し修了しているスポーツ活動にかかわる有資格者:医師・歯科医師・看護師・理学療法士・作業療法士・ 救急救命士・柔道整復師・鍼灸師・ アスレティックトレーナー(JSPO-AT/ATC)
Level2を受講し修了している有資格者:医師・歯科医師・看護師・理学療法士(PT)・ 救急救命士・柔道整復師などの医療系国家資格保持者、 アスレティックトレーナー(JSPO-AT/ATC)
- チームに所属するスタッフ:チームドクター、トレーナー(PT・AT/ATC)など
- 地域のスポーツ活動(大会・イベントなど)でメディカルチームの中心となって支援するスタッフ:スポーツドクター、看護師、トレーナー(PT・AT/ATC)、救急救命士など
Basic Life Support(心肺蘇生法)・ACLSの内容、疾病・外傷発生時の救急対応の応用
2年間
- 新規講習後有効期間(2年)内に受講
- 内容:新規講習の内容に加え、最新の更新情報の提供、スキルのフラッシュアップ、受講者間での現場活動の報告と課題解決

achievements
活動実績

日本ラグビー協会
ジャパンラグビートップリーグ
長野県体育協会スポーツドクター協議会
千葉大学医学部附属病院スポーツメディクスセンター
久留米大学
Instructor course
インストラクター
養成講座
PHICIS JAPANでは、実践的な教育を行うインストラクターを養成しています。

What is Instructor
インストラクター
とは?
PHICISコースは、実践的な教育を提供する素晴らしいインストラクターによって支えられています。
インストラクターはPRICELESSの方法論でLearner Centeredの環境を作り出し双方向性のコミュニケーションで、受講者のアウトプットを引き出し、最高の学びの場を提供します。
Level2・3の次に、ぜひインストラクターを目指してみてください。
P = Practice Skills
R = Relevant to own practice
I = Involved in own learning
C = supportive and non-threatening Climate
E = build on own Experience
L = Leaner centered
E = Enjoyable
S = Self Reflection
S=Successful

requirements
インストラクター
になるためには?
候補生として推薦されるには、通常のコースやブラッシュアップコース(2年に一度)の受講時に、受講者として一定の基準を満たす評価を得る必要があります。この評価はコースディレクターとインストラクターが行い、受講者の正確な救護スキル、学びの姿勢、周囲を巻き込んだサポーティブな姿勢、全体に貢献する意思などの項目を評価します。ここで一定の基準を満たすとインストラクター候補生となります。
候補生に推薦されたら、次に開催するコースからインストラクター候補生として参加し、実際のコースで教育方法を学びます。
候補生は、PRICELESSやREVIEWといった教育学の手法を身に着け、インストラクターの補助とともにコースを展開できるように経験を積んでいきます。コースディレクターが知識と実践を評価し、一定の基準を満たすとインストラクターに昇格します。
下記がインストラクターとしての行動の要件となります。
・1年に最低1回のコース開催に参加することと
・2年に一度、コースディレクターによるブラッシュアップ講習を受けること