qualified MEMBER

有資格者

PHICIS Level 2およびLevel 3のコース修了者の職種は、医師、看護師、救命救急士、理学療法士、柔道整復師、鍼灸師、日本スポー協会公認アスレティックトレーナーなどといった多岐にわたっています。

WHAT OUR MEMBERS SAY?

受講生の声

スポーツの現場に出る多くの医師は整形外科を標榜されていることが多いと思います。脳神経外科医というスポーツの現場では決して多くない診療科の医師ではありましたが、研修医の時から貴重なご縁に恵まれ様々なスポーツの現場に帯同させて頂き、種々の救急対応も行ってきました。
しかしながら、それらを国際的な基準に従い整理して学ぶ機会はありませんでした。特にスポーツの現場を意識したものは皆無であったと記憶しています。
このコースを受講することで、これまで実践してきたことの知識やスキルを整理することが可能でした。また、定期的なブラッシュアップは現場で後輩やほかのスタッフに教育する観点でも大変役立つものでした。加えて、コースに参加した際に多くの受講生の皆様と繋がることが出来、今もその繋がりに様々な機会で支えて頂いています。
このような経験から本コースは、これからスポーツ現場に出ようとしている方だけでなく、既に現場に出て活躍されている皆様にも広くお勧めできるものと思います。
ぜひ、本コースにご参加頂き、本邦のスポーツ現場での安全対策を共に向上させませんか?

中山晴雄

東邦大学医療センター大橋病院 脳神経外科

資格
医学博士
日本脳神経外科学会専門医・指導医日本脳神経外傷学会認定専門医・指導医
日本感染症学会専門医・指導医
日本外科感染症学会専門医・指導医
日本化学療法学会抗菌化学療法認定医・指導医日本医真菌学会専門医

日本結核・非結核抗性酸菌症学会認定医日本エイズ学会認定医
ICD制度協議会インフェクションコントロールドクター
日本医療安全学会高度医療安全推進者

サポートするスポーツ
アメリカンフットボール、ラグビー、野球、サッカー、バスケットボール、
バレーボール、ラクロス、チアリーディング、大相撲、ボクシングなど

自分は医師になって28年になりますが、近年の研修医制度はここ10年で大きく変わった。 研修医の時期に救急搬送などの基本的なプレホスピタルの教育が行われるようになったが、それ以前には救急病院など現場で学ぶしかなかった。
それゆえ系統だった考え方の教育はされたことがなく、スポーツの現場でコメディカルと一緒に研修しながら学んできたがどうしても我流になり、しっかり頭の中で整理してことがなかった。おじさん(おばさん)世代の医者は、ほとんどそうだと思います。
このICISのコースを受講して得たことは、今まで自分らがやってきたことの立ち位置がしっかり頭の中で整理されたことでした。論理的なスポーツ現場の救急対応としての考え方を叩き込まれたことが一番うれしくなりました。
日本に帰ってからも、柔道の搬送現場でも医科学委員会を通じてパンフレットに載せていただき、指導者講習にも搬送の重要性なども入れてもらいました。サッカーでも協会主導で救急コースがありますが、試合前に毎回搬送をシュミレーションできるようにしてもらえるようにお願いしているところです。
ICISは英語だったので試験はドキドキでした(笑)。でも、共通言語という考え方も勉強になりました。これがPHICIS JAPANを通して日本で受けられるのなら、また忘れていることも多いのでぜひ受けたいです!

立石智彦

同愛記念病院 関節鏡・スポーツセンター

資格
医学博士
日本整形外科学会専門医日本スポーツ協会公認スポーツドクター
日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツドクター

協会・連盟
JFA医学委員・全柔連医科学特別委員
日本社会人アメリカンフットボール協会医科学委員会委員
日本ろうあ連盟スポーツ委員会スポーツ医学委員長

息子のスポーツ応援とラグビーワールドカップの日本開催をきっかけに、45歳を過ぎて資格をとりました。グランドで倒れた選手の評価と初期対応のシミュレーションでは、正しい手順を迅速に行うことが求められます。皆が大変な緊張下で最終試験に臨みますが、実習内容が身体から染み出てくるかのごとくこなせるようになっていました。短時間のうちに、診断・処置・再評価・必要ならば再処置を繰り返すことで選手安全を確保することは、その後の日常診療でも役立っています。
小学生から高校生のラグビーやサッカーの試合・練習の支援をしています。懸命にスポーツに打ち込む子供たちの姿、身体が成長しスキルアップしていく姿に、こころ動かされます。スポーツ現場に出てまだ日が浅く、怪我をした選手がプレーを続けてはいけない理由を本人・コーチに伝えることに苦労することがあります。次週元気にプレーすることを優先させたいと考えています。






力久直昭

おゆみの中央病院 形成外科部長

資格
医学博士
日本形成外科専門医
日本スポーツ協会公認スポーツドクター
PHICIS Level3

サポートするスポーツ
ラグビー、サッカー

私は2019年のラグビーワールドカップを迎えるにあたりPHICISのレベル2と3を受講しました。私はこれまで整形外科医になってから、スポーツ現場のみでなく病院外で心肺蘇生を行った経験はありません。また、そのような実技研修を受ける機会もありませんでした。 決勝戦の観客対応医師であった私は、試合開始直前に心肺停止となった観客の対応にあたりました。広い競技場では応援の医師がすぐ現場に駆け付けれるわけではなく、6万人の観衆で盛り上がっているため周囲の声も聞こえづらい状況でした。騒然とした環境の中、私は近くにいた人たちの助けも借り、心肺蘇生にあたりました。そして病院外では初めてのAEDを使用しました。果たしてその方は意識を取り戻し、会話ができる状態になりました。その後、救急車で搬送され容態が落ち着いていること、AEDを解析した心電図では心室細動という致死性不整脈であったことを聞かされました。 この経験では、事前にPHICISを受けていたことが間違いなくプラスでした。特殊な環境下でも、心肺蘇生で行うことが頭に入っていました。私に限らず、日常で心肺蘇生に携わることがないメディカルの方には、定期的に繰り返し実技を受けることが大切だと認識しました。 一方、私が行った対応は医師だけしかできない行為ではありません。胸骨圧迫、AEDの使用などは誰でもできる処置です。PHICISは心肺蘇生だけでなく、スポーツ現場でのあらゆる疾病・外傷への対応を学ぶことができるコースです。メディカルの方だけでなく、より多くの一般の方にも受けていただき、より安心・安全が広がる世の中になることを期待しています。

大関信武

PHICIS JAPAN 理事
東京医科歯科大学 統合研究機構 先端医歯工学創成研究部門
再生医療研究センター

日本整形外科学会認定スポーツ医
日本スポーツ協会公認スポーツドクター
日本障がい者スポーツ協会公認障がい者スポーツドクター
一般社団法人日本スポーツ医学検定機構代表理事
PHICIS Level 3

以前、サポートしていたラグビーの現場では、幸いにも大きな重症外傷の対応等のアクシデントは、無かったですが、高強度のコンタクトでの打撲や脳震盪や怪我の対応サポート能力の獲得に、日々悩みながらも研鑽をしておりました。
しかしながら、緊急時の対応というものは、簡単なものでは無く、BLS等の既存の研修には、毎年参加しておりましたが、不安感を払拭するのは、簡単ではありませんでした。 このコースを受講する事で、より実践的な学びを得る事が出来ましたし、同じ競技を支える人達と共に学び合う事が出来る事、また受講後もその経験から、相談相手が増える事、また資格を所得する事で、自信に繋がる良い経験を得られたと感じます。
また現在サポートする野球においては、重症外傷が起きるケースはあまり無い競技ではありますが、デッドボール等の高強度のアクシデントが、考えられます。
非日常な対応に対しての準備や、チームとしての連携能力の担保には、より践的なコースを関係者全体で能力の獲得をする必要性を感じています。
競技に関わらず、スポーツ現場のメディカルに関わる人には必須のコースだと思います。 コースの内容も素晴らしい内容になっておりますので、是非参加してみて下さい。

田代智史

株式会社リニアート
福岡ソフトバンクホークス トレーナー&コンディショニングディレクター

資格
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
鍼師、灸師、あん摩マッサージ師
ICIS、AHA

サポートするスポーツ
現:野球 以前:ラグビー

理学療法士の養成校を出てから、スポーツ現場でサポートを行なっていますが、一番不安に感じていたことは、救急対応でした。理学療法士、アスレチックトレーナーの養成課程では救急対応の講義はありますが、実戦で対応するには十分なレベルの知識も技術も習得することはできませんでした。スポーツ現場で選手が怪我などで倒れた際、医師がいない時には、理学療法士やトレーナーが救急的な対応を行います。十分な知識がない中での、傷病者への対応は、不安しかありませんでした。症状を見過ごし、不適切な対応をしてしまうと大きな事故につながるような場合もあります。PHICISでは、より系統的で、より実践的な評価方法や対応方法を学ぶことで、重要なサインを見落とさずに、適切な対応ができるようになります。また、講義の際もインストラクターの先生方に丁寧にご指導いただくことで、私も自信を持った対応をできるようになりました。
今回、このような素晴らしい機会を与えていただき、大変感謝しております。今後はPHICISで学んだ知識やスキルを定期的にブラッシュアップすることで、選手に還元していくよう努めていきたいと思います。

森本晃司

東京保健医療専門職大学リハビリテーション学部理学療法学科 講師
流通経済大学スポーツ健康科学部 非常勤講師
流通経済大学ラグビー部メディカルアドバイザー

資格
理学療法士、博士(保健学)
日本スポーツ協会公認アスレチックトレーナー
PHICIS Level 2

サポートするスポーツ
ラグビー、サッカー

アメリカでの学生トレーナー活動中、ラクロスの試合で重傷外傷に対応したのですが、その時は何をしてよいかわからず「あの時こうしていれば」と反省する毎日でした。ラグビーチームのアスレティックトレーナーとして働くようになり、救急対応の基礎的な知識はあるものの実践に自信が持てなかった私にとって、このコースはすぐにスポーツ現場で活かせる知識とスキルを身につけられる、まさに救世主と言えるものでした。オンラインでの自己学習の後、同じ志を持つ多くの医師の先生方、アスレティックトレーナーの方々と共にハンズオンを中心としたトレーニングを積むことができます。スポーツ現場で起こりうる様々な傷病に対するシステマティックなアプローチが可能になるため、いざという時に迷いがなくなります。サポートしているスポーツの垣根を越えて高め合えるとともに、「知っている」から脱却し「冷静に正しく評価・対処できる」ようになれる、素晴らしいコースです。

平井晴子

公益財団法人日本ラグビーフットボール協会女子日本代表コンディショニングコーディネーター
公益財団法人日本ラグビーフットボール協会メディカル委員会トレーナー部門委員 安全対策委員会委員

資格
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
全米アスレティックトレーナー協会公認アスレティックトレーナー
PHICIS Instructor

サポートするスポーツ
ラグビー

重篤な傷病時の対応は、頭では十分理解していても完璧に動ける自信が無いまま不安を抱えている同業者の声を耳にすることが多いです。私も学生の頃から重篤な傷病が出た場合のシミュレーションを頭の中で準備しながらサイドラインに立っていました。“出ちゃったらどうしよう”といつも不安に襲われていました。昨今のSNS,メディア等で我々の仕事姿はエリートレベルの試合でなくても簡単に拡散され世界中に露呈されます。何を言われるか分からない時代です。この中で自信を持って何が起きても完璧だと豪語できる人は少ないと想像します。見た目もそうですが選手に対しても完璧な技術を習得していることは信用確立につながると思います。 このコースはハンズオンを中心としたトレーニングを積み、自信を確立し、冷静に対処、評価できるようになれます。何よりシステマティックなアプローチを学ぶことによって自分の取るべき対応を習得できます。認知されたシステムが有り自分の取るべき行動が身体に習得されていることで自信確立への近道となり、トレーナーの武器になると思います。

鵜殿益任

Ricoh Black Rams Tokyo

資格
NATA ATC
NSCA CSCS
PHICIS Instructor

サポートするスポーツ
ラグビー

現場で働くアスレティックトレーナーにとって、このコースは必須であると言えます。重症な外傷や傷病に遭遇した際、冷静かつアスリートにとって最良の対応をする手助けとなる内容が網羅されています。このコースでは倒れたアスリートを現場から医療機関へ繋げるまでの対応方法を学ぶ事ができ、緊急搬送のスキルだけではなく、怪我人の発見から評価、処置、搬送までの知識とスキルが習得できます。私も実際にラグビーの試合中、張り詰めた緊張感の中にいますが、自信を持って冷静に対応する事ができています。座学もありますが、実際の状況に基づいた実技に多くの時間が割り当てられています。フィールド上では様々な事が起こりますが、このコースで学べるシステマティックなアプローチ法は現場に立つアスレティックトレーナーにとって最良の武器になるはずです。現場での対応に、自信をプラスしたいアスレティックトレーナーの方、ぜひ一緒に学んでいきましょう。

永井宏和

Ricoh Black Rams Tokyo

資格
全米アスレティックトレーナー協会公認アスレティックトレーナー
PHICIS Instructor

サポートするスポーツ
ラグビー