SMART CONCUSSION for medical staffs ~明日から使える脳振盪マネジメント~ 第6回『脳振盪マネジメントへの提案』を開催いたしました。

山田先生・荻野先生にご登壇いただき、いままで5回をまとめて、現状の在り方と、今後の脳振盪マネジメントの在り方をご説明いただきました。その後は、山田先生・荻野先生に加え、守屋先生にもご登壇いただき、今後の脳振盪マネジメントについて、枠組みの設定、トップダウン・ボトムアップでの作り方、現場での対応とその積み重ねなど、大局的な観点と現場視点からの今後に向けての提案を議論していただきました。今回もアンケートを実施し、ご質問事項については、アーカイブ動画の最後にコメントを追加いたします。

皆さまの意見や質問をもとに、今後も議論できる場を設けてもいいのではないかというお話しをいただきました。本会の特徴は、現場で活動される皆さまのご意見を吸い上げ、皆さまと議論しながら、解決方法の提案をしていく、双方向性にあります。この特徴を今後も継続するために、事務局中心に多方面と調整しながら、今後の本会の在り方について検討してまいります。

全6回にわたり、ライブ・アーカイブと多くの方々にご視聴いただきました。皆さまがアンケートにお寄せいただいたご意見が、本会の方向性を作ることにもつながりました。皆さまのご参加・ご協力に深く感謝申し上げます。

今後も皆さまとともに、安心・安全なスポーツ環境の創出に努めてまいります。次年度の開催方法・日程については、HP/Facebookにて周知してまいりますので、定期的にご参照いただけますようお願い申し上げます。

 

▼セミナー概要
スポーツ脳振盪の診断や評価、リハビリ・治療、復帰、さらには予防について新たなスタンダードについて学ぶ全6回シリーズ。


第6回「脳振盪マネジメントへの提案」

講師:
山田 睦雄
流通経済大学スポーツ健康科学部教授
一般社団法人PHICIS JAPAN 代表理事

荻野 雅宏
獨協医科大学 臨床医学科 脳神経外科学 准教授
一般社団法人PHICIS JAPAN 理事

守屋拓朗
千葉ろうさい病院 スポーツ医学センター 整形外科副部長
一般社団法人 PHICIS JAPAN理事

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▼セミナー趣旨
一般社団法人PHICIS JAPAN(以下PHICIS JAPAN)は、『スポーツ救護に関わる人材を養成し、スポーツピッチにおける医療標準化を実現し、継続的にスポーツをメディカルの面からサポートする』というミッションのもと、現在のスポーツ医療・救護の一つの課題であるスポーツ関連脳振盪のマネジメントに主眼を置き、『SMART Concussion for medical staffs ~明日から使える脳振盪マネジメント~』を開催します。
スポーツ関連脳振盪はさまざまな競技のすべてのレベルで起こりうる外傷ですが、その病態をはじめ、診断や評価、リハビリテーション(以下、リハビリ)などの正しい情報と対応が広く周知されているとは言えません。医学的にも診断法やリハビリ、予防法のスタンダードが明らかでなく、現場においても医療機関においても、対応が必ずしも標準化されていません。私たちはこれが競技を超えたスポーツ全体、そして医療がかかわる大きな課題と考えています。スポーツ救護に関わる法人として、この課題解決を図るべく、科学的な知識・理論に、PHICIS JAPANがもつ実践力を加えたコンテンツを提供いたします。
スポーツに関わる医療者が、本セミナーを受講することで、スポーツ関連脳振盪を正しく理解し、適切な判断と対応ができるようになることを目的としています。そのため、本セミナーでは、脳振盪マネジメントの中心となる、スポーツに関わる医療者(医師・看護師・理学療法士・作業療法士・トレーナーなど)を対象に、スポーツ関連脳振盪の専門家による現在の理論と実践についての情報提供を行います。セミナーは『科学的かつ実践的』をバリューとし、理解しやすく、すぐに実践に生かせる内容となっています。
セミナーは全6回の予定で、内容は、脳振盪の診断と評価、リハビリ、復帰後の対応と注意点、競技ごとの脳振盪マネジメント、これらを踏まえた脳振盪マネジメントのスタンダードの提案、としています。脳振盪マネジメントはSMART(S:Strategic and Specific、M:Measurable、A:Agreed, attainable and achievable、R:Realistic and relevant、T:Timeframe)を軸に構成され、すぐにそれぞれの現場で活用できるものを提案します。
私たちはこのセミナーを通じて、スポーツ関連脳振盪のマネジメントの課題である、脳振盪に対する正しい理解と対応、マネジメントの標準化が広く周知されること、そして、その結果として、安心安全なスポーツ環境が創出されることを期待します。
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